前編では、親に連れて行ってもらった、かつての後楽園球場の想い出を語りました。
後編では、自分自身でチケットを買って、友達と後楽園球場へ巨人戦を見に行ったときの想い出を語ろうかと思います。
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・・・中学生の頃、私が住む文京区には、ジャイアンツファンの区民が大多数を占めていました。
私の通う中学校でもジャイアンツファンが多く、プロ野球の話で盛り上がるうちに、自然と「小遣い貯めて、みんなで後楽園行こうぜ」ということになりました。
私は友人たちと共に、まずチケットを買いに休みの日の朝からチャリンコを飛ばして、後楽園のキップ売り場に並びました。
まあ・・・並びの列の長さは尋常じゃなかったです。
ライトスタンドの自由席はあっというまに売り切れてしまい、仕方なくC席(ジャンボスタンドの指定席)を買いました。1,500円くらいだったかな・・・。
まずはここで「巨人戦を見たければチケット発売日に、後楽園まで行って並ばなければならない」ということを学びました。
親に連れられて行ったのは招待券があったから・・・いかに自分でチケットをゲットするのがタイヘンかを身をもって知りました。
そして試合当日。指定席ですが試合前の練習が見たくて、ずいぶん前から球場ゲート付近で友達と並んでました。
トイレに行っているうちに、友達の1人の姿が見えなくなり、あちこち探しました。しばらくしたら戻ってきましたが、様子がおかしい。
「どうしたの?ドコに行ってたの?」と問うと、
「・・・・カツアゲに遭った
」とのことでした。
幸いチケットは無事で、ケガなども無かったのですが、今日の飲食代やグッズ代の為に貯めたお小遣いを奪われてしまったのは、かなりショックのようでした。
みんなでお金を出し合って「応援メガホン」を買ってあげたら喜んでいたけど・・・。
ここでは「盛り場では不良やチンピラに注意!カツアゲってホントにあるんだ」ということを学びました。
友達が被害に遭ってしまったのは悲しかったけど、しかし被害がサイフの中の現金だけ、というのは不幸中の幸い・・・
というか、昭和の不良はいわゆる‘カモ’の帰りの電車代まではカツアゲしない・・・というポリシーがあったのでしょうか?
多少の良心はあったようでした・・・いやカツアゲはしちゃダメだけど!立派な犯罪です!
試合は結局巨人の負け(相手は大洋ホエールズでした)。新人2年目の桑田が外人に一発撃たれて、G打線の援護なく敗れました。
このときの私のお目当ての選手はリリーフエースの「サンチェ」でした(笑)
なんか腕だけで投げているみたいなのに、すごく速い球を投げる・・・とっても印象的でした。よく学校で野球するときはサンチェの投球フォームのマネをしていましたので、せっかく見に行ったのに出番がなくて残念でした
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・・・中学のときは何回か後楽園には行きましたが、高校は柏まで通うことになったことと、思春期の心情の変化でジャイアンツを応援しなくなったことから、後楽園からは足が遠のきました・・・。
そして、東京ドームが完成し、後楽園球場は解体・・・。
後楽園球場は、私が(たぶん)初めて触れた「大人の世界」だったと思います。
今は想い出のなかにある後楽園球場。
いつまでも、忘れることはないと思います。
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